スノーボードブーツの選び方
(BOAシステムについて)


筆者:馳


今ではすっかりメジャーな方式となったBOA。採用してないメジャーメーカは、バートンくらいか?

紐で締めるより上位モデル扱いされてたりするわけですが、最初にこれを書いた時点では、キワ物扱い。

こういうの大好きなんだ、馳としてはさ。



さて、スノーボードといえば一般にソフトブーツ、しっかり締めつけないと荷重できない・曲がれない。

しかし、アウターの紐をどんなにしっかり引っ張っても滑っている間に緩んでくるし、

昼飯時に紐を緩めたりまた締めたりはメンドくさいもの。



【どんなモン?】
そこで02季から新たに登場したブーツ、というか締めつけるBOAレーシングシステムシステム

紐の代わりに、ワイヤーとそれを巻き込んで締めるためのダイヤルから構成されてます。
【紐の替わりにこんなんが】

使い方は簡単です。

【ダイヤルをカチカチ廻すと】 【簡単に締まります】

【ダイヤルを前に引くと】 【簡単に緩みます】

VANsが02シーズンに出した当初は、「ワイヤー切断」の苦情が多かったそうですが、

昨シーズン(03シーズン)からは、ディーラックス、DCシューといったメーカーで中位モデル辺りを中心に

同システムの採用を始め、ワイヤーの強度も改善されたみたいです。

「締めすぎないで下さい」という注意書きはあるけども。


では、新しいモノ好きの面倒くさがりとしてはいってみましょうか。

やはり紐で締めるノーマルシステムの方が、モデル数としてまだ多数派のため、

バンズはデザイン気に入ったのがなく、ディーラックスは熱整形のサーモインナーがどんなもんかわからない。

で、ポンプシステムのついたDCシューを十文字町「JUNK」にて試し履きしてみると・・・

こら簡単ですね。
導入ケテーイ!!

04シーズンは上記の他、APXやK2、FLOWなどいろんなメーカがBOAシステムを導入。

中位以下のモデルにも搭載したため、値段も随分こなれてきたみたい。

それでは、使ってみての感想はどうなんでしょ?



【長所】
○締めるのに力一杯紐を引っ張る必要がなく、緩めるのもダイヤルを引っ張るだけ。

○何度か滑って緩んだ場合でも、そのまま締め付ければ可。

○足全体が締まるため、ホールド性はノーマルより強い、かな?これはブーツの構造にもよるでしょ。

とにかく
簡単&力が要らないってことに尽きます。


【短所】
○ノーマルに比べて、壊れるんじゃないかとちょっと・・・紐ならゲレンデでも売ってますが、ワイヤーはまず置いてません。

○これは好みの問題でしょうが、足全体がみっちり締まるため、足の形に合わせて締め付けるできない。
 足の甲が高いからつま先から二つ目の紐通しだけ緩く、足首部分はぎっちりなんて微妙な調整は不可。

○リューシュコードの金具(ワニ口みたいなヤツ)を止めるところがない。
 「ワイヤーには止めないで下さい」と書いてるのはいいが、替わりにどこ止めろと?

○ノーマルほどタンを広げられないので、インナーが足に慣れるまでは、足入れるのに苦労するかも。


【結論?】
さて、以上の長所・短所から言えば、いちいち紐を締めたり緩めたりメンドクサイって人と、

女性など紐を引っ張り上げる力の不足な人には最適。

ボード今年が初めて、て人にもお奨めできる道具ですね、FLOWと違って。

特に最近は、エントリーモデルにも、広く採用されているみたいだし。


ただ、採用してから間の無いメーカーも多いところから、締めて自分に合う・合わないはしっかり確かめよう。

靴だけは、格好で選ばない方がよろしかろと思われます。

BOAシステム自体は全て同じ機構ですが、これをブーツにどう通してどう締め付けるかは

メーカの味付け次第なので、ノーマルタイプ以上にメーカ間・モデル間の差が大きく出るんじゃないかな。

それと付属品として
【ワイヤー着脱用のドライバと
 ワイヤー2本】
これがついてきてるのは、やっぱし切れる可能性があるからなのかねえ?




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