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あっちこっちで凹んだり

-森吉スキー場-

15/01/03 晴れ
参加者:2名
雪面:まあまあ

ご挨拶

新年、八甲田の前泊が「大館トル猫亭」ということでとりあえず道中の森吉で午後から足慣らし。正月はあまり雪が積もらなかったけど、秋田近辺でここはキッカー造るの早いので、結構飽きないでしょ。

それと「YOKONORI ENTERTAINMENT」さんとこの掲示板の住人「アカ」さん、「yuka」さん、「クロ」さんという3人がそれぞれキッカーで跳んでいるという話だったので、雪山の知り合いが増えるかもしらん。因みにサイト管理人「tate」さんとは初滑りですでにお会いしてます。

キッカーのスタート地点につくと、赤いウェアにSAVANDERの板。森吉で何度か見かけたことのあるこの人が「アカ」さんかな?と声掛けて発見@。んでちょっと話す。
「結構キッカーが大きく、尖ってて朝1で「yuka」さんがフラットまで跳んでった」
とオドかされたので、ってか脅かされなくたって馳はチキンなので無茶しませんけどさ。

この後数回滑って、またスタート地点にいくと今度は「yuka」さんを発見A。バートン板に「山賊」のステッカ。と、同行のお仲間さんの板にも同じステッカ。ああ、チーム山賊のyukaさんだったんすな。

あと、「クロ」さんというグレーウェアの人がいてる筈だったのだが・・・見つけれませんでした、残念。やっぱあれやね、流行に逆らって派手派手しい色使いとか(トル猫も馳も原色系)、一風変わったギア使ってたりすると説明しやすいっすね。



凹みNo1

森吉のキッカー横には椅子が置かれて、そこで見れるようになってるのだが、ちょうどアプローチから着地まで見通せるため、ジャスト撮影ポジション。それじゃ、トル猫のインディーを動画で撮ったるか。

と、後でデータ再生してみると

 ・キッカーの縁よりかなり手前で、両足で踏み切り
 ・ちょっとヒールエッジ側にバランス崩し気味
 ・かなり早めに手から板を迎えにいっている

むう・・・
これまで築いてきた自分のイメージが崩れ去ったのか、本人かなり凹んでました。自分を客観的に見るってのはなかなか難しいので今度は馳も撮ってもらおう、主観的にもへこいのを客観的に見たらどれくらい凹むことになるのやら、なのです。



で、ここまでは前振り。同じ日程でもう一人思いっきり凹んだヤツがいましたとさ。ここから筆者もグルに交代へ。


蔵王ショーコー群 -zao syndorome-

-蔵王温泉スキー場-

筆者:グル
15/01/03〜04 曇りときどき晴れ
参加者:5名
雪面:細部にわたって上質

凹みNo2

「蔵王」・・・言わずと知れた日本屈指の老舗ゲレンデであり、最盛期にはその規模、集客力ともに東洋一とまで謳われたスキー場である。

私と蔵王との出会いは小4まで。当時、ロープ棟しかない地元のスキー場で鼻水垂らしながら八の字滑走していた私は、町スキークラブ主催のツアーに参加したのである。まさにカルチャーショックであった。とにかくデカイ。リフト、ゴンドラ、ロープウェイ何でもござれ。上に行けば行くほど新たにゲレンデが出現、山が深いのである。

言ってみれば、盆と正月と産業革命とお誕生日が同時に来たような衝撃であった。当世風に言えばトラウマ体験と説明すれば良いのか?とにかく、「蔵王」と耳にするだけで今でも脳内モルヒネがデロ〜ンと溶け出してくるんでアル。



雪の華説法行

てなわけで、同じ心的外傷を持つPTSD患者幼なじみ5人が集いて、今年も蔵王詣へと出掛けたのである。途上の温度表示は-8度。天気は良いがかなり冷え込んでいる。然して路面もツルツル。地元ネタで盛り上がり、モスバーガーを頬張りつつも、ドライバーのグルは五感をステアリングに集中させた。

東根市神町の交差点に差し掛かると、微妙な距離で信号は黄色に。対向車線には右折満々のエルグランド。「停まるが吉」の第六感(浮)に従いブレーキを踏んでみると想像以上の足裏感覚。なんとか土俵際でノコッタノコッタ・・・。

肩で大きく深呼吸したのは束の間のこと、バックミラーを見てみると、なんと後続にはオモカジイッパイいっぱいのスズキジムニー。浮っちゃる間もなく

「ドッスーン!!」

ゼブラ柄のシートカバーをあしらった白ジムニーから降りてきたのは、今時のアニマルカップルでありマスタ。右テールランプは全壊。リアゲートに凹み。バンパーにもやや歪みあり。オーナーもかなりの凹み様。暫しの説法後、最寄の交番にて事故証明作成。保険会社に連絡取り、現状回復費用は整備ディーラーで請求することに。

「わ〜た〜し〜はぁ〜潔白だぁ〜♪」

と何度叫んだことか。
【これだもんなぁ〜】



D.I.Y
山形県警もさすがにテールランプ無しでは街宣させてくれなかったので、整備工場を探すも今日は正月の3日、どこも開いてません。やっと見付けた「○ーコンビニクラブ」で三顧の礼を尽くすも、正月呆けした諸葛亮は首を振るばかり。トホホに暮れていると、なんと隣にヤマキ風の大型店が!!

ここで、
グルによる日曜大工講座
〜破損したテールランプの応急処置編〜
所要時間:10分 満足度:☆☆☆☆ お手軽指数:90%
<用意するもの>ガムテープサイズの透明テープ、電球、ハサミ
1.まずは割れた電球の交換(手を切らないように気を付けて!)
2.透明テープはカバーの代わりに使います(貼り付け面はリアゲートと干渉しないよう、ゲートを開けて内側に!)

ほれっ!これで立派なクリアテールの出来上がり!後続車の視線を集めること受けあいデス。
【MPV Gエディション
 右下グルはメーカーオプション】



何の話だっけ?

って・・・蔵王だよ、蔵王。後続車の視線を気にしつつも、気を取り乱して直して、いざ蔵王へ。定宿「ロッジ ぷうたろう」に着いた頃には午後1時を回っておりました。

ところでこの「ぷうたろう」という妙な名前は、ロッジ内で放し飼いされているラブラドールレトリバーに由来。グルにとっては、この「ぷうたろう」はまさに仏敵。一昨年、我がゴーグルを咥えて姿を眩ました猛者である。

それはさておき、蔵王で泊まるならココが絶対オススメ。夕食はコース料理。ちなみに今年はタコのカルパッチョ→手長海老のグリル→牛フィレステーキ→デザート三種盛り、てな感じでした。蔵王ロープウェイ山麓駅が目と鼻の先。しかも部屋には大きなコタツも付いてぇ〜1万2千円で!!金利手数料はジャパネットた○たが全部持つとか持たないとか。
【モダンな外観】
【我輩はぷぅたろうである】



パラダイス ア ゴーゴー!

横倉ゲレンデにある蔵王ロープウェイ山麓線で一気に標高1,331mの樹氷高原駅へ。樹氷高原駅へ降り立つと、そこには蔵王名物の青屋根「トドマツヒュッテ」があり、ユートピアゲレンデが広がる。ここは初級コースでリフトも比較的空いているから足慣らしにはピッタリ。リフトに乗るとスノーモンスター、いわゆる樹氷を間近で見れるのだが、この時期まだまだ二分咲き、三分咲きのポケットモンスターといったところ。
【まだポケモン】 【スノーモンスター】
ユートピアのペアリフトを降り、お次はパラダイスへ繋がる連絡コース、ボードはちと辛いかも。ゲレンデの規模的にスキークルージング的な要素の強い蔵王の中でも、パラダイスは繰り返し滑りたい“マイフェイバリット”バーン。ここには蔵王三難所とされる「涸沢のカベ」があるのだが、難所と言っても「横倉のカベ」ほどではなく、腕を磨くにはもってこいの斜面。しかも山頂に最も近いゲレンデのため雪質も良し。ただし常に荒れる。パラダイスとは名ばかりか・・・
【涸沢のカベ】
パラダイスからは大平コースに繋がり、中央ゲレンデにも連絡できるが、今回は時間が無くこれ以上足を伸ばせませんでした。コース図を見ても分かるように、蔵王は大まかに二つのエリアに分かれているため、パラダイスのリフトが止まると宿に帰れんのデス。にもありつけんのデス。



そして小魚達は大海原へ

すでに蔵王の魅力よりも今夜の食扶持を案ずる年になってしまった旅姿5人衆は、山頂からザンゲ坂を滑り降り、パラダイスペア→樹氷原コースへ。ハイシーズンに晴れれば感動的な樹氷の大海原が広がるパノラマポイントでもある。
【懺悔する者の姿も絶えて】
このコースは長いが緩斜面なので、阿漕に漕ぐ。ある意味ボーダーにとっては最大の難所かも。やっとのことで島影が見えてきたと思えば、そこは「百万人ゲレンデ」。ずい分大きく出たネーミングだが実際のキャパは数百人とのこと。人間、「百万円」「百万人」に弱いのね。

この広いゲレンデを滑り切ると、やって参りました小魚達の登竜門「横倉のカベ」でございます。前述の蔵王三難所である「涸沢のカベ」「ザンゲ坂」と比しても飛び抜けて怖いデス。日本三難所と呼んだ方が適切なんでないか?ウンウン。最大斜度38度下が見えません。
【手だけ伸ばして撮影】
「ウサギとカメ」の警告板があるけど、絶対ウサギが早いデス。寝てる余裕はないはずデス。こんな日本昔話を覆すようなバーンの上に立ち尽くしたのは、わたくし なんデス。デジカメ撮る手が震えてマスデス。遥か眼下には迂回路を経由した我が同胞達が固唾を呑んでミマモッテマスデス。サ・ァ・ド・ウ・シ・ヨ・ウ。
【もしもしカメよ】
横倉を背にし、ベースメントに着いた頃の空はもう薄暮…灯され始めたばかりの照明は勇者の影法師を淡く映し出していた・・・



結び

今年の蔵王詣では途中トラブルがあり、まさに事件簿としては相応しい内容であったが、ほぼ半日を棒に振ったことにより途中撤退する場面も多々。本当は10時頃までに樹氷高原駅まで登り、整理券をもらって山頂まで行くのがオススメなのである。また、パラダイスから中央ゲレンデへ抜け、大平コースから上の台ゲレンデへ、というのも定番コース。やはり、半日でこのスキー場を堪能するのは
「むっ、むりぃ〜」
なのであった。

あと、温泉街に目を向ければ、シャレた露天 「新左衛門の湯」やジンギスカン食べ放題「アサヒビール園」などが出来ていて若者達で賑わっていた。
【こんなん出来ましたけど】
玉こんにゃくの和辛子と硫黄の臭いに咽ながら散歩するのも良かったのだが、やっぱ利便快適追求せんと人は集まりません。老舗は老舗なりの苦労が伺われました。



こんなところで筆を置きたいと思いますが、やっぱ顛末書くのって大変なのね。



                                       【終わり】



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